植物の香りや様々な働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする療法

 

アロマトリートメントって??

植物油の中にエッセンシャルオイルを混ぜて施すトリートメント
ゆったりとした優しいタッチとアロマの香りで、リラクゼーションを促し、心と体のバランスを整える
(自律神経、ホルモンバランス、免疫力)オイルトリートメント

いろんな表現はあるけれど・・・
私の中の答えはいたってシンプル
だってみな日々当たり前の日常の中でたくさんの香りを感じてる・・・

おばあちゃん家の畳の匂いでとっても落ち着いた時..

早起きして感じた時のすんだ空気の匂い..思いっきり吸い込んでやる気が出た時..

言い出したらきりがないほど..

それらも全部天然のアロマセラピー

大好きな人の匂いも、体がちゃんと覚えてるし、焼肉に匂いがなかったらなんだか美味しさが物足りない笑
朝のパン屋さんの匂いも
隣の家の玄関の匂いも..

そんな匂いの数々とともにその風景や思い出まで蘇ることも..
香りはそんな大切な記憶の一部でもあり、自分の一部でもある

アロマのエッセンシャルオイルを嗅ぐと・・
その精油の歴史がふわあっと浮かんでくる
想像すると..いろんなとこまで、トリップまでできてしまぅ感じ笑

赤ちゃんだって、匂いでママのお乳を嗅ぎわける・・

ってことは私たち人間も生まれて最初のコミュニケーションは‘’匂い‘’から始まる?!

そう考えると‘’嗅覚‘’ってほんとすごいもの・・・

視覚や聴覚よりも劣る‘’野蛮な感覚‘’として虐げられた歴史もあるけれど・・・
この‘’匂い‘’って感覚は、脳の感情や記憶をつかさどる部位にダイレクトに届けられる、感性や本能に訴える、とても野性的でシンプルな…感覚

だから‘’香り‘’の前では誰でも無防備で素直になれる
その香りを好きか嫌いか、それだけだから、ここで変に自分を大きく見せたり、強く見せたりはできなぃはず

香りには心を穏やかにしたり、やる気を起こしたり、さまざまな作用があるから、素直に受け止めて‘’感じる‘’ってことが、心や暮らしの潤いに大切なことで・・・
心や体で感じたり、味わったりということがもう少し自然にできてきたら
当たり前の日常の景色が何か変わって見えるかな??って思う

長い分娩で疲れがたまったママ、そっと始めたハンドトリートでへの字に曲がってた口角がふっとあがって、気持ちよかったぁ・・小さな小さな声でつぶやく…

香りは‘’自分らしく入れるツール‘’でありその人らしさがどんどん出てきて表情がいきいきしてくる、子供のようなシンプルさを呼び戻してくれるもの^_^

人と人とのコミュニケーションの最初の扉を開いてくれるもので
グッーと、距離を縮めてくれるもの

ちょっと自分を見失いそうなとき・・
お疲れ気味な時・・

あえて香りを感じてみたら?
さっきより呼吸が深い?!
いつの間にかな~んかほっとしたりとか..

毎日の中、
頭で考えることももちろん大事だしとっても必要なことだけど
そんな忙しい生活に慣れると…“感じる“ことを忘れそうになる

日々の生活の中の五感

視覚
嗅覚
味覚
聴覚
触覚

自然に‘’感じる‘’ことをすこ~し思い出せば、いろんな日常が違ってみえてくるかも…

だからちょっとだけ毎日の中で香りを感じてほしい
ただただ触れ合い、ぬくもりを感じてほしい
現代人に必要じゃないかなって思うこと
ネットで、メールでコミュニケーションがとれる時代、室内で遊ぶ子供たち・・

世の中が発展していくのは本当に大事な進化だけど、古き良きもの、そして人と人が出会ってふれあってコミュニケーションをとること…そういういたってシンプルな日常をもうすこし大事に..

そしてやっぱり“感じる“こと

今自分が何を感じているのか・・

きれい
おいしぃ
心地いい

そんな自分の感じるシンプルな感情をもっと自分自身がきいてあげれたらいいのかな・・って思うんです

自分らしさを取り戻すもの
何かを気づかせてくれるもの

いつもと違う何かを感じれたら、昨日よりほんの少し余裕ができて優しくなれる?・・?!

熱くなれる?

焦がれる?

だから“香り“と“タッチング“は、そんな自分自身と向き合う、そして大切な誰かとコミュニケーションをとる・・一つのツールなのかなって思う

“匂い“って、“触れ合い“ってきっと“生きてる“って実感….

“いま“が“未来“へ繋がってるって証拠

だからやっぱり“アロマ“は私の相棒だ..そぅ思う..

(MILCH [ ミルヒ ])アロマセラピスト 齊藤 富美子