南越前町、北前船主の館の西洋館の高台カフェにペルシュ限定ケーキが登場します!

「北前船主の館 右近家」は、江戸後期~明治中期にかけて、日本海・瀬戸内海・上方の諸地域間の物資の流通や文化の交流に重要な役割を果たした”北前船”をテーマとした資料館です。

 当館は、旧河野村の旧船主右近権左ェ門家の12代当主が本宅等の管理を村に委ねられたのを機に、建物の公開と同家の廻船経営に関わる資料の展示を目的に、平成2年5月に開館しました建物は、明治期に建てられた本宅や蔵、昭和初期に建てられた西洋館などからなります。

今回、この由緒ある建物の西洋館を贅沢にもカフェスペースとしてご入用いただける

高台カフェ西洋館-sweet10-

10月の週末、金土日祝日限定でオープン致します!

入館料、マイスターズコーヒー、ペアケーキと来場記念のお菓子ひとつがついたペアチケットを1600円( 税込) にて販売します。

購入場所は北前船主の館 右近家、ペルシュにてお求めいただけます。

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それではペアケーキのご紹介を。

先ず一品目です!

ヴェリーヌキャラメルショコラ ライチ&ラズベリー、ローズのアロマを添えて

*ライチ&ラズベリーのクーリーにローズのアロマを添えて

*恋い焦がれるアロマ、キャラメルをほんのり効かせたなめらかなホワイトチョコレートのクレムー

*キャラメルのケイク

*宮崎県西郷村の和栗マロンクリーム

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ライチとラズベリーのピューレを温めながら、ぷるんとした食感のペクチン、グルコースを加えてクーリーを炊き上げます。

クーリーとはフルーツピューレなどを煮詰めて味を凝縮したもので、適度に煮詰めることによって程よい2種類のフルーツミックスのアクセントをつけて行きます。

西洋館の雰囲気に見合った何か。ということでローズのアロマを加えてみました。

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なめらかなクーリーをグラスの底にドロップ。

ライチとラズベリーとローズのアロマは相性抜群です。
グラスの底、つまり食べ進んでいき、最後に口に入れた時の印象が変わる瞬間でもありますからね。

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ヴェリーヌの土台部分となる、なめらかなホワイトチョコレートのクレムー。

キャラメルのアングレーズとホワイトチョコレートを混ぜ合わせてなめらかに整えます。

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キャラメル風味のホワイトチョコレートクリームの完成です!

この後ホイップクリームとふんわりと混ぜ合わせます。

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キャラメル風味のソフトなパウンドケーキ。

ヴェリーヌの中に忍ばせています。
キャラメルクリームを加えて風味豊かに焼き上げました。

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ライチ、ラズベリーとローズのクーリーの上にキャラメル風味のホワイトチョコレートクリーム、キャラメルのソフトなパウンドケーキを忍ばせて、ラズベリーのフリーズドライクリスピーも埋め込んでいますよ。

仕上げには西郷村の和栗クリームを絞って、ラズベリーとローズペタルを飾って完成です。

カフェ ノワゼット

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Café et Noisette

カフェノワゼット

コーヒーマイスターオリジナルブレンドローストのコーヒー豆を使って

Crème au café chocolat blanc
ホワイトチョコレートモカ

Crème au praline noisette ma façon
自家製プラリネノワゼットのクレムー

sablée chocolat concassée,
チョコレートのサブレクランブル

biscuit chocolat
ビスキュイショコラ

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自家製のプラリネノワゼットは、ローストしたヘーゼルナッツをキャラメリーゼするところから始まります。

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ガスコンロで火にかけながら、キャラメル色になるまで休まず混ぜ続けます。

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フードプロセッサーにキャラメリーゼしたヘーゼルナッツ、甜菜糖と海塩を入れて、粗挽きのペースト状にします。

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なめらかで少し粒感の残る程度に仕上げます。

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プラリネノワゼットのクレムー。

牛乳と混ぜ合わせ、チョコレート同様にガナッシュクリームの状態のように仕上げます。

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ホイップクリームと混ぜ合わせます。
ふんわりとなめらかに整えます。

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ノワゼットのクレムーが完成です!

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エチオピア、マンデリン、ブラジル、ペルーをブレンドした、高台カフェ用にブレンドされたコーヒー豆を、粗く砕いて温めた生クリームに一晩漬け込み、コーヒーの香りを生クリームに移します。

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抽出したコーヒー豆を裏ごししてホイップすることで、コーヒーの香りが漂うホイップクリームが出来上がります。

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ノワゼットのクレムー同様に、ホワイトチョコレートと牛乳を混ぜ合わせてガナッシュをつくり、コーヒーのホイップクリームと混ぜ合わせれば、ホワイトチョコレートモカの完成です!

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柔らかくしたバターに溶かしたチョコレートを加えて仕込む、クランブルショコラ。

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ザクザクとした食感の生地に、テンパリングしたブラックチョコレートをコーティングして、よりビターなテイストと、湿気り防止の意味合いを持つ、チョコレートクランブルを使用して、組み立てていきます。

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マーブル状にして、ホワイトチョコレートモカ、ノワゼットのクレムーを型に絞り入れて、チョコレートクランブルを沈め込みます。

ビスキュイショコラでフタをして、冷やし固めた後に、プラリネノワゼットのグレーズと、アーモンドのチュイールを添えれば完成です。

マイスターズコーヒー

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高台カフェ用にブレンドされたコーヒー豆は、
エチオピア、マンデリン、ブラジル、ペルーの4種類。

焙煎士が自ら豆をセレクトして、釜でローストします。

上手に豆の水分を飛ばして香りを引き立たせる。
コーヒーマイスターたる所以の素晴らしいコーヒーを召し上がっていただけます。

バラのアロマにふさわしい、
持続性のある香りを持ったコーヒー豆として、エチオピアをチョイス。

バラの他にキャラメルチョコレートや栗を使われるとのことだったので、チョコレート感を持たせるためにブラジルとペルー、コロンビアをチョイス。風味と舌に残る味わいから、個人的に秋や冬の味覚(根菜類や栗)と相性がいいと感じているマンデリンを選びました。

どのエチオピアもというわけではないのですが、エチオピアの酸とホワイトチョコレートを一緒に口に含むと、ミルクティーのような上質なカフェラテのようなミルキーさが楽しめます。

いろいろな思いを込めて、今回のイベントに参加いたします。
是非ともこのすてきな空間に足を運び、その目でこの施設の素晴らしさを体感していただきたく、それに見合った作品を用意しました。

今回のペアケーキはイベントの前期での提供です。
後期、17日金曜日からは深まる秋のペアケーキを発表予定です!お楽しみに!

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